今日は待ちに待ったPHEVの試乗会。
それも家から1時間もかからずに行ける場所なのがうれしい。
http://www.sodegaura-forest-raceway.com/course/index.html
受け付け開始時間前に到着したので、展示車をじっくり観察。
カタログではよくわからないところを見てみた。
ドライブレコーダーを取り付ける場所を見てみた。ルームミラーの前には「車線逸脱警報システム(LDW)」のカメラとサンシェード用のドットプリントがあるので取付に悩みそうだ。
後席フロアはバッテリー収納のため明らかに盛り上がっている。フロアマットの形状が違うので予想はしていたが、運転席のフロアも一部盛り上がっている。
ラゲッジ床下に12Vのバッテリー。ボンネット内にないのは単純にスペースの問題だとのことだけど、前後重量バランスの向上にも役立っているはず。
12Vのバッテリーの使い方はガソリン車のバッテリーと同じで、ACCの状態で放置すると上がってしまうが、READY状態で駆動用バッテリーから充電する(≒エンジンがかかった状態でオルタネーターから充電する)のだそうだ。
受付を終え、テントの中で開会式?が始まる。社員さんが挨拶。次いでモータースポーツジャーナリスト(MJ)の方々の挨拶。そんなこんなで20分くらい。
続けて試乗開始だが、2班体制。受付時に渡された名札のストラップの色で水色班と緑班に分かれた。
自分たちは最初にお料理教室。PHEVの100V出力を使ってホットケーキを作る実演。割烹着姿でうろうろしていた和子ママことMJ清水和夫氏とチーママ亜希子さんことエプロン姿のMJまるも亜希子さん、それと料理の先生(島田敬子さん)の3人の軽妙なトークを聞いている内にホットケーキの完成。
うちの子供が一番にホットケーキをもらいました。
ホットケーキを食べ終わったらもう一つの班と交代でいよいよ試乗開始。
試乗は、自分で運転するのとMJさん運転の車に同乗する(通称レーシングタクシー)のの2通り。
こちらはMJ川端由美さんとMJ佐藤久実さん、開発担当の方の3人でのトークを聞きながら順番待ち。
まずは自分で運転する順番が回ってきた。
助手席にはMJ小沢コージさん。サーキットで観客席からレースを見たことは何度もあるけど自分で走るのは初めて。その上プロが横にいるなんて、緊張。
チャージモードでエンジンが回っているので無音じゃないけど、うるさいわけではない。
足が短いからシートのポジションを合わせて、ミラーを合わせて・・・。
小沢さんからチャージモードを解除してみて、と言われてスイッチを押すとエアコンの音だけ。エアコンを止めると車からは何の音もしない。
シフトレバーを 右→手前 と倒してドライブに入れ、サイドブレーキを解除。前の車に続いてアクセルを踏むと、電車のような音を発しながらスーっと加速。
普段の運転程度のアクセルの踏み加減ではメーターの針はECOの範囲から上に行かない。
コーナーでは車高を感じさせるようなロールは全くない。アクセルべた踏みでエンジンがかかったけど、ロードノイズに隠れたのか言われるまでわからなかった。
パドルシフト・・・ではなく回生レベルセレクターで回生力を強くしてみるとエンジンブレーキのような減速感。しかし、エンジンがうなるわけではないのが面白い。
運転中メーターを見る余裕がないけど、S-AWCが効いているらしい。不安感が全くない。
あっという間に2周終わってしまった。もう1周走りたかった。
ガソリン車ならシフトレバーをガチャガチャッとパーキング位置まで動かすところだが、この車はパーキングボタンを押す。これが普段の感覚と全く違う。納車後はすぐなれるんだろうけど不思議な感覚だ。
車を降りるとすぐ呼ばれた。今度はタクシーに乗る順番だと。
運転はMJ五味康隆氏。当たり前のことながら自分とは別次元。ピットアウトしたときにはエンジンがかかっていたし、(ビデオで確認したらピットアウトしたところでチャージモードボタンを押してエンジンを掛けていた)最初のコーナーでは同乗者全員オーっと声を上げてしまった。
五味さんの説明
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エンジンがかかっても高回転まで吹け上がるわけではなく高揚感・刺激感はないが速度が上がっている。
- バッテリーが床下にあるので低重心。
- 前後重量バランスがとてもいい。53:47で86やBRZと同じ。前後のタイヤが同じように滑るので修正舵が要らない。
と言うことを聞きながらタクシー乗車を楽しんでいたらあっという間に1周が終わってしまった。
タクシーの初乗り距離よりは長いものの、1周は短いよ。
最後にガソリン車とPHEVが一緒になった新しいカタログとミニカーをお土産にもらった。
子供にもう一台ミニカーをもらった。
でもガソリン車のミニカーだった。PHEVのは作ってないのかな。
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